科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

  1. 「テクノ愛」の開催
  2. おもしろサイエンスの開催
  3. 科学館・技術館訪問研修の開催

科学館・技術館訪問研修

平成25年度 科学館・技術館訪問研修

開催日 平成25年8月7日(水) 13:30~16:00
訪問先 JT生命誌研究館
〒569-1125大阪府高槻市紫町1-1
対象 高校生並びに教員 32名
主催 公益財団法人京都技術科学センター
後援 近畿経済産業局、京都府教育委員会、京都市教育委員会
研修内容 ◇館長 中村桂子先生のおはなし

多様な生きものが長い時間の中で誕生した歴史と関係を表現した生命誌絵巻をもとに、「人間はこの扇の外から見ているが、それは驕りであり、人間は扇の中にいること、すべての生きものが同じ38億年の歴史をもつ存在であることに気づいてください。」とお話されました。 “科学技術・科学・役に立つ・世界観・答えを出す・考える”のキーワードをもとに、「結局生命誌としては、自然・生命・人間・科学・科学技術という基本を地道に考え続けることが大事というあたりまえのところに落ち着きました。」とお話されました。
堤中納言物語に登場する「蟲愛づる姫君」の世界を、身近な日本の自然に仕立てた屏風についての説明 38億年の生命の歴史(生命誌)を階段の壁面にかけられた56枚のイラストで体験
館内に設置されている展示物でのDNAの学び方についての説明 “生きている”を支える基本としての細胞についての説明
進化の過程で肺を持つことになった肺魚をまじかに観察。 熱心に顕微鏡で染色体などの標本を観察
“エルマー・バイオヒストリーの冒険−鳥になったリュウ”の説明 研究館4階にある食草園。ここで自然のチョウの営みや既設の移り変わりを感じることができる。

【感想】
  • 細胞分裂のスピードが一つ一つ違うことが印象に残りました。
  • 人類は地球上の中で一番上の立場から見ているんだなと自然に思っていることだったので、考えさせられました。
  • フナムシ、肺魚、いちじくの話、館長の話が印象に残りました。
  • 日本が4つに分かれていたことに驚きました。
  • 肺魚がすごくかわいかった。空気中の酸素を吸いに上がってくるところを見られて良かったです。
  • ゲノムのことをもっと深く知りたくなりました。
  • 生物に興味があるので楽しかったです。
  • 生物のすごさ・深さを実感できた。もう一度来たいと思った。
  • 生物の進化はどのように行われているかが見ることができて良かったです。

過去の訪問研修