科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

  1. テクノ愛
  2. おもしろサイエンス
  3. 子ども理科実験教室
  4. 企業訪問研修

おもしろサイエンスの開催

平成23年度おもしろサイエンス

おもしろサイエンス2011年度 ~クリスマスの実験教室~ 開催結果
開催日時 平成23年12月17日(土)13:30~16:00
会場 財団法人近畿地方発明センター ホール
参加者 小学生44名(親子37組)
プログラム

【浮沈子の工作物】
<科学オモチャ浮沈子(ふちんし)の工作実験(13:40~14:00)>
形式:工作実験
内容:このオモチャ浮沈子は、「パスカルの原理」と「アルキメデスの原理」という物理の2大基礎原理に基づいて作るので、小学生にとって、原理を理解するには少し難しかったようであるが、ペットボトルを再利用する等のエコを意識した工作物の浮沈子の不思議な動きなどには興味津津で、熱心に工作実験に取り組んでいた。


【工作風景】


【実験用白熱球・電球型蛍光灯・
LED電球】
<省エネ電球の実験(14:00~14:30)>
形式:体験実験
内容:白熱球・電球型蛍光灯・LED電球を使って、各々の電球の発光原理や特徴の説明を聞きながら、電力量、明るさ・熱さなどを比較し、省エネを考える実験をするとともに、これら電球から発せられる光のスペクトルを観察するため、スリットを工作し、スリットと分光カードを使ってスペクトルを観察した。


【実験風景】スリットの工作とスペクトルの観察


【発電機の工作モデル】
<サボニウス型風車風力発電機の工作実験(14:30~16:00)>
形式:工作実験
内容:地球温暖化防止対策として利用されている風力発電の模型を工作した。今回は、フィンランドのサボニウスが発明したサボニウス型風車風力発電機を、コイル、磁石、紙コップなどを利用して工作し、LEDを点灯させた。小学校低学年には工作は少し難しかったようであるが、スタッフの手伝いを受けながら楽しく工作に取り組んだ。


【工作風景】

おもしろサイエンス2011年度 ~春の実験教室~ 開催結果
開催日時 平成24年3月20日(火・祝日)13:30~16:00
会場 財団法人近畿地方発明センター ホール
参加者 40名(親子37組)
プログラム

【クリップモーターカーの工作物】
クリップモーターの工作及びクリップモーターカーの走行実験
(13:40~15:00)
形式:工作実験
内容:モーターの仕組みを勉強しながら、保護者と一緒にクリップモーターの工作実験に入った。低学年の子供には少し難しく、最初戸惑いもあったが、保護者の手助けもあり、時間と共に熱心に取り組んでいた。次に、台車に工作したクリップモーターを取り付けクリップモーターカーの工作に取り組んだ。出来上がったモーターカーを舞台上で実際に走行させ、うまく走行させたもの、また、あまりうまく進まなかったものと出来栄えには差があったが、楽しく工作実験ができた。


【工作風景】


【走行風景】


【光る地球ゴマの工作モデル】
光る地球ゴマの工作実験
(15:00~16:00)
形式:工作実験
内容:市販の地球ゴマを使わず、手作りで地球ゴマを工作すると共に発電機も組み込み、コマを回すことにより、発電機から発生する電流を用いて、LEDが光る地球ゴマの作成に挑戦することにしていたが、時間の関係で、発電機を組み込んだ地球ゴマのみを工作し、LEDを配線した光る地球ゴマは、自宅での宿題となった。光る地球ゴマの完成品をデモンストレーションにより、子供たちに見せたのち、発電機を組み込んだ地球ゴマを工作した。工作した地球ゴマを舞台上に持ち込み、コマ回しを行い各自の腕を競った。工作したどのコマもうまく回ったことから、自宅で光るコマを完成させ楽しんでいると思われる。


【工作風景】【光るコマのデモンストレーション】


【舞台上での地球ゴマ回し】

過去のおもしろサイエンス