科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

  1. 「テクノ愛」の開催
  2. おもしろサイエンスの開催
  3. 科学館・技術館訪問研修の開催

科学館・技術館訪問研修

平成30年度 科学館・技術館訪問研修

開催日 平成30年8月1日(水) 午後1時30分~3時40分
訪問先 株式会社SCREENホールディングス久御山事業所
京都府久世郡久御山町佐山新開地304-1
参加者 中学生・高校生・教員等 26名
主催 公益財団法人京都技術科学センター
後援 近畿経済産業局、京都府教育委員会、京都市教育委員会
研修内容 ◇お話
ガラススクリーンの表面処理・画像処理・直接描画の技術を発展させて、印刷関連機器の製造から半導体製造装置、ディスプレー製造装置などの製造へと事業を多角化してきた歩み、久御山事業所で製造しているグラフィックアーツ製品(印刷機、文字フォントなど)の紹介などのお話をお聞きしました。
 
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◇印刷体験
新聞のカラー印刷が色の付いた小さな点の集まりでできていること、カラー印刷がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色の組み合わせでできることを体験しました。
とても分かりやすい説明 ルーペを使ってプリント色の確認
4色のプリント版を組み合わせて絵作り 絵が完成!

◇印刷機の説明と印刷の実演
シールやラベルをロール基材に印刷するラベル用UVインクジェット印刷機とDMなどを高速で印刷するフルカラーデジタル印刷システムの説明と印刷の実演を見学しました。
ラベル用UVインクジェット印刷機の説明 印刷されたラベル
フルカラーデジタル印刷システムの説明 印刷の実演

◇製造現場
プロダクション用デジタル印刷機の製造現場を見学しました。
 
iPadで作業管理  
【参加者の印象&感想】
  • 印刷の仕組みを知ることができて良かった。
  • 4色の組み合わせで印刷していることを知ることができた。
  • ラベルや食品サンプルなど身の周りのものが印刷でできていたことにあらためて驚き、興味を持った。
  • 実際に製造している現場を見ることができ、良い体験をした。
  • 印刷機の大きさ・精密さ、印刷の速さに驚いた。
  • 製造現場には効率よく仕事を回したり、質の良い物を作る様々な工夫がされていた。
  • 会社は製品を考え、作り、売るだけではなく、会社の持つ技術を守っていかないといけないことに気づかされた。
  • 研修内容を一つ一つコンパクトに、分かりやすくまとめていただいたので、中学生にも理解できたと思う。

過去の訪問研修