科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

  1. 「テクノ愛」の開催
  2. おもしろサイエンスの開催
  3. 科学館・技術館訪問研修の開催

テクノアイデアコンテスト「テクノ愛」の開催

平成30年度テクノ愛

テクノ愛2018の開催に際しましては、ご応募とご参加をいただき、ありがとうございました。
2018年度のテクノアイデアコンテストには、高校の部144テーマ、大学の部48テーマの応募がありました。
コンテスト当日は、最終審査に進んだ17テーマについてプレゼンテーションと審査が行われるとともに、参加者が交流を深めました。特許相談コーナーも盛況でした。
また、コンテストで発表しなかったテーマのうち書類審査で健闘したと認められたものに対して、健闘賞を贈りました。

”テクノ愛2018”実施概要
趣旨 将来の産業・科学技術の発展を担うベンチャー精神に富んだ起業家や柔軟でユニークな発想を持つ研究者を育成するため、科学技術やものづくりへの関心を高める取組の一環として、高校生や大学生等を対象に斬新で独創的なアイデアを募集し、書類審査の通過者を対象にコンテストを行い、優れたアイデアを表彰するとともに、特許出願等の相談を行った。
主催者等
主催 テクノ愛実行委員会
共催 公益財団法人京都技術科学センター
京都大学産官学連携本部
後援 文部科学省、近畿経済産業局、京都府教育委員会、京都市教育委員会、NHK京都放送局、国立研究開発法人科学技術振興機構、日本ベンチャー学会、関西ベンチャー学会
協賛 大阪大学産学共創本部、神戸大学学術・産業イノベーション創造本部、京都工芸繊維大学研究戦略推進本部、大阪電気通信大学、関西サイエンス・フォーラム
協力 京都大学生活協同組合
募集対象者
高校の部 高校生、高専1~3年生
大学の部 大学生、大学院生、高専4・5年生・専攻科生
募集期間 平成30年6月1日~平成30年9月12日
応募状況
高校の部 144テーマ(青森県~福岡県の15都府県23校)
大学の部 48テーマ(埼玉県~沖縄県の11府県16校)
書類審査
  • 選考委員による書類審査で、コンテスト(最終審査)に進む高校の部、大学の部それぞれ9テーマを選考。
  • コンテストで発表しなかったテーマのうち、書類審査で健闘したと認められた高校の部9テーマ、大学の部6テーマに対し、コンテスト当日の審査で健闘賞を授与することを決定。
コンテスト
(最終審査)
日時 平成30年11月23日(金・祝日)9:15~16:50
会場 京都大学国際科学イノベーション棟5階シンポジウムホール・ホワイエ
会場への交通・アクセスはこちら(京都大学のページへ移動します)
プログラム
開会挨拶
 京都大学産官学連携本部 前副本部長 松原英一郎
コンテスト(プレゼンテーションと審査)
  高校の部  8テーマ発表(9:30 ~10:30  13:15 ~ 14:15)
  大学の部  9テーマ発表(10:45 ~12:00  14:30 ~ 15:30)
特許相談  9:30 ~16:20
  知財支援アドバイザー 福本 徹 氏
交流会  15:35 ~16:30
表彰式  16:30 ~16:50
閉会挨拶
 公益財団法人京都技術科学センター 理事長 髙岡 義寛
審査結果 ユニーク度、成熟度、実用性、アピール度の各観点から審査され、グランプリ、準グランプリ、優秀賞、奨励賞、テクノ愛賞を決定
参加者 98人

発表、特別講演、相談コーナー、受賞式、受賞者などの写真

コンテスト(最終審査)の結果、次のとおり受賞者が決定されました。

“テクノ愛2018” 入賞者一覧

高校の部
賞名 テーマ 学校名 氏名
グランプリ 鮮度の数値化 ~酸化に伴う吸光度変化測定装置の開発~
発表概要はここをクリックしてください
奈良女子大学附属中等教育学校 熊谷 充弘
準グランプリ 電気を用いたナメコの新しい発生方法 青森県立名久井農業高等学校 坂本 成海
大平 竜福
佐々木 円花
岡堀 有希
加藤 大樹
優秀賞 農業用ドローンを活用した果樹の溶液受粉 青森県立名久井農業高等学校 船田 早希
遠藤 祐希
上野 桃華
菅原 菜癒
風張 彩
鈴木 麻鈴
沢山 華奈
東 さくら
廣瀬 晴香
梅田 のりか
砂庭 亜季
川守田 舞子
高杉 怜那
榎木 平慧
奨励賞 お得でエコなコーヒー炭 岡山県立玉島高等学校 福島 優乃
長田 巧太
白神 海斗
渡邉 玲奈
板谷 由翔
中山 智可良
岡本 夏実
仲江 百代
人工衛星に対して位置を提示する簡易で多機能な反射板 山口県立山口高等学校 𠮷岡 潤哉
岡村 真碧
柳井 悠
岩村 明優果
光田 圭佑
三原 知也
墨作りの原理を活用した炭素微粒子の水への分散 奈良県立西和清陵高等学校 藤田 健斗
中村 一稀
石戸 海斗
谷山 功貴
仲谷 和也
河道掘削での流速変化による生態系への影響を考慮した掘削法の提案 兵庫県立加古川東高等学校  福嶋 陸斗
窪田 航介
幸野 七海
分玉 康太
金コロイドを用いた、システインの定量法 仁川学院高等学校 川村 ヒカル
備考 奨励賞は、発表順
大学の部
賞名 テーマ 学校名 氏名
グランプリ 「鍵閉めたっけ問題」の解決策 大阪大学 金山 雄星
岡田 丈
準グランプリ 外の気配を表出する疑似窓
発表概要はここをクリックしてください
九州女子大学 村上 麻鈴音
福井 優美
丸谷 沙楽
山根 瑠莉
優秀賞 Photalk:ライダーが見た感動の景色を切り出す 京都工芸繊維大学大学院 小原 宗一郎
家原 瞭
三谷 季生
三谷 全哉
和田 夏未
超高感度磁気計測と画像再構成法を用いた世界初の次世代防犯検査システム 神戸大学大学院 鈴木 章吾
奨励賞 からだフープ 京都工芸繊維大学大学院 北方 誉之
綱島 卓也
和田 沙樹
河西 真広
山下 浩志
分散系ER流体を用いた点字ディスプレイ 神戸市立工業高等専門学校  阿部 佑貴
山田 標太
蒸散作用を持った遮熱カーテン 福井大学  田島 拓実
場所の概念を変える遠隔コミュニケーションロボット“エコロ” 日本工業大学 磯部 佑太
上村 勇太
宇南山 直紀
ゴミを欲しがるゴミ箱 PAKU PET's 京都工芸繊維大学大学院 小崎 雄大
小袖 詩恩
横瀬 健斗
小野 理彩子
鶴田 穣士
備考 優秀賞及び奨励賞は、発表順
テクノ愛賞
賞名 テーマ 学校名 氏名
テクノ愛賞 墨作りの原理を活用した炭素微粒子の水への分散 奈良県立西和清陵高等学校 藤田 健斗
中村 一稀
石戸 海斗
谷山 功貴
仲谷 和也
書類審査の結果、次のとおり健闘賞が決定されました。
高校の部
賞名 テーマ 学校名 氏名
健闘賞 卵殻の複数成分を有効活用した無機材料開発 米子工業高等専門学校 田中 泰斗
橋本 真弦
石仏鉱泉での海へのフルボ酸鉄供給方法と自動供給装置案 大阪府立長野北高等学校 清水 大河
旧式家電を最新化・IoT化デバイスの開発 名城大学附属高等学校 加藤 駆流
中山 俊太
人工知能を搭載したYuseiBoxの制作 祐誠高等学校 芹田 匠
松門 龍平
七樂 樹
食べれる“グミ”ストロー 京都府立園部高等学校 中村 明日美
米のとぎ汁に咲く花~バイオリアクターを用いた肥料の作成~ 新潟県立新潟南高等学校 和田 飛鳥
兼田 真那
佐竹 聖真
野澤 みゆ
乾燥による農業不適地に特化した機能性エモリエントバイオセメントの開発 和歌山工業高等専門学校 中嶋 夢生
柏原 睦樹
園部 啄巳
自動開閉式傘『ぬれまセンス』 京都市立京都工学院高等学校 黒田 晃大朗
安田 凌
川村 天遥
堀井 進太郎
里 優希
大川内 奏人
とるっちきす! 新居浜工業高等専門学校 田所 千奈
田中 萌
大学の部
賞名 テーマ 学校名 氏名
健闘賞 コドンジャラ 和歌山工業高等専門学校専攻科 北野 佑磨
石井 健登
宮本 章弘
竹本 拓馬
中村 友香
廣田 有輝
坂上 裕起
お食事「見マモル君」 金沢大学大学院 友水 豪志
地域型保育事業における保育者の支援サービス 京都橘大学 松岡 陽歩
芦田 恵
街中スポットライト 武庫川女子大学 杉浦 詩織
魚と植物が魅せる癒しの楽園 沖縄工業高等専門学校 大城 尚泰
奥浜 駿
辻野 拓音
日本科学研究技術力の向上に貢献できるプラットフォームサービス(DATAS)の開発 広島大学 管 仕成
高須 貫太
後久保 真奈美

過去のアイデア等